2020年より小学校でプログラミング教育が必修化されました。
しかし何を学ぶのか、それは何のためなのか知らない人が大半なのが実情です。
今から10~20年前のことを思い出してみてください。当たり前のように使っているスマホやタブレットなんてものは考えられませんでした。それと同じように今後10~20年後にはコンピュータはさらに進化し、半数近くの仕事が自動化されると可能性が高いと言われています。
第4次産業革命突入?
社会や生活を大きく変えると予測される中で、変化を前向きに受け止め 主体的に向き合い関わり合い、自らの可能性を発揮し よりよい社会と幸福な人生の創り手となるための力を子どもたちに育むためにプログラミング的思考が必要になるのです。
では、その必要なプログラミング的思考とはいったいなんでしょう。
プログラミング的思考とは、自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組み合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号をどのように組み合わせたらいいのか、記号の組み合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのかといったことを論理的(順序)通りに考えていく力のことです。 この力を養うことにプログラミングが適しているのです。
現時点で 小学校、中学校とプログラミング教育が実施されています。高等学校は今年度から年次進行で実施されています。
さらに令和6年度からは大学入試センターで「情報」(コンピュータの仕組み、プログラミング)が必履修科目になります。